ソブリン金貨、ナポレオン金貨、外国金貨なら金貨買取専門『買取の窓口』にお任せ！

イギリスの1スターリング・ポンドに相当する金貨の名称です。15世紀後期に初めてこの名称の金貨が登場しましたが、通常は19世紀前期の金本位制施行により登場した新しい金貨のことをいいます。
この金貨の価値は、製造当初の金の公定価格である、標準金1オンス＝3ポンド17シリング10ペンス半に相当し、その重量は7.98805gになります。
1489年、ヘンリー7世の時代に発行された量目240グレインの金貨が20シリングと等価とされたのが最初であり、この金貨はそれまで流通していた天使を描いたエンゼル金貨に対して、玉座に坐る国王が描かれたため、ソブリン（君主）と名づけられました。1663年から19世紀初頭までは儀にー金貨が台頭していましたが、イギリスが金本位体制を採用した1816年貨幣法以降、この金貨をソブリンと名づけ1817年から鋳造されました。しかし、実際に紙幣との兌換が開始されたのは1822年からですが、1917年まで国内流通用の本位貨幣として発行されました。
表に国王の顔、裏にセントジョージと竜が描かれていますが、裏面のセントジョージと竜がトレードマークとして広く知られています。1974年以降は完全な地金型金貨として現在まで発行が続いています。